感情は無意識の産物である

NER(Negative Emotion Release)

生まれてから死ぬまで我々人間は常に悩みを持ちます。
そしてその悩みの派生物としてマイナス感情を抱きます。
そのマイナス感情を解消したいと願う時、
理解しておかなければならないことがあります。

それは
 
感情とは無意識の産物である
感情は無意識の領域である

 
ということです。
もちろん沸き起こっている感情を感じることはできます。
そしてそれを認識し、意識に上げることはできます。
 
「あ、今悲しい」
 
というふうに。
 
しかし感情が沸き起こるのは無意識の領域です。
「悲しみ」を意図的に生み出すことはできません

結果として悲しみ等を感じることはできます。
悲しい出来事等に意識をフォーカスすることで、
悲しみ等を感じることができるからです。
 
しかしあくまでそれは結果です。
結果として悲しみ等を感じているだけで、
悲しみ等を自らの意志で作り上げることはできません

どういうことか分かりにくいかもしれませんが、
この現象は物理的な抽象度に落として考えてみると一気に理解が深まります。
 
例えばあらゆる感情の内の、「悲しみ」を取り上げます。
「悲しい」という感情を感じているとき、
脳内では

 
ノルアドレナリンは増え、
ドーパミンが減っています。

 
この

 
ノルアドレナリンが増え、
ドーパミンが減っている

 
状態の時の意識状態を我々は
「悲しい」
というラベル・名前を付けて呼んでいるにすぎません。
 
しかしこのとき、あなたは脳内で、
 
「ノルアドレナリンを増やそう」
「ドーパミンを減らそう」
 
と考えましたでしょうか?
そしてそういった脳内ホルモンを
意識的に増やし・減らしましたでしょうか?
 
そんなことはありませんよね。
そんなことを「意識的に」できる人はいません。
全て「無意識が」行いますよね?
 
このように感情は無意識の作用です。
無意識が特定の脳内ホルモンを増やしたり減らしたりすることで、
我々の意識状態(=感情)が変化します。
そしてそれぞれの意識状態(=感情)を
単に悲しみとか怒りとか恐怖とかラベルを付けて呼んでいるのです。

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