メンタルクリアプログラム(MCP©)で、何故マイナス感情・記憶をいとも簡単に解消できるのか?
メンタルクリアプログラム(MCP©)は、最新の心理学を駆使した方法論です。
主に退役軍人のトラウマ治療に活用されていますが、マイナス感情・記憶全般に活用されています。
但し、その本質的なアプローチ所以に、目標達成、問題解決等にも応用されています。(最初のコースではここは取り扱いません。上級編などで取り扱います)
机上の空論ではなく、「実際に完治完了の成果を出しているセラピストが何をしているのか?」を抽出、体系化させていった方法論です。
マイナス感情の種類、大きさ、人生のどの側面か、どんな出来事が原因かは全く関係なく、解消できます。
トラウマを克服する従来の方法に隠れた問題点とは?
マイナス感情・記憶を解消するための方法論は数多くありますが、全て一長一短です。
では、それぞれどのような問題点が含まれているのでしょうか?
大きく挙げると次のようなものがあります。
1.完全な効果がない(根本的な解決ではない)
多くの手法は、「結局は完全に克服できたわけではない」という不満の声が上がっています。
もちろんマシにはなります(マシにすらならないものもあるようですが・・・)。
しかし自信を持って「完全に克服できました!」と言えるものは数少ないようです。
薬を用いて心理状態を和らげる、というものもあるようですが、それはあくまで対症療法であり、原因療法ではないので根本の解決にはなりません。
対症療法:根本的な解決ではない、一時しのぎ的な療法のこと
原因療法:根本的な解決を図る療法のこと
そのため、やはり「完全な効果があった」「完全に克服できた」というものは少ないようです。
2.一つのマイナス感情・記憶しか解消できない
アンガーマネジメントでコントロール出来るのは「怒り」だけです。
グリーフワークで取り扱えるのは「悲しみ」だけです。
フォビアモデルで取り扱えるのは「恐怖」だけです。
このように従来の方法では、1つの種類のマイナス感情しか取り扱うことが出来ませんでした。
また、従来の方法では、「多大な時間をかけてようやく『一つのマイナス感情・記憶』を解消」できます。
もちろん、マイナス感情・記憶が1つしかない、と言うケースであれば大丈夫でしょう。
或いはリソース(時間・お金・労力)をかけてでも克服したいトラウマは1つだけ、というケースもあるかもしれません。。
そうしたケースであれば問題ないかもしれません。
しかし人によっては克服したいマイナス感情・記憶は5個10個とあるかもしれません。
その場合、特にセラピストに依頼するなどといった場合は、費用がいくらあっても足りません。
例えばセラピストの料金体系は、「1時間○万円」といった時間給なので、費用も10万超えが普通です。
3.解消したはずの症状や記憶が再発する
従来の方法論の多くは、根本原因を解消していないので、症状やツラさが再発することが多いです。
原因を取り除き、記憶を整理・再統合していないからです。
(また、薬物治療に至っては、服用した(幸福感をもたらす)薬が効いている間は当然精神状態が安定しますが、その薬が切れてきた頃にはまた辛い気分・精神状態が戻ってきます。)
「再発する」というは非常に厄介です。
手法によっては、その場では「完全に克服できた」と感じるものもあります。
そしてその実感はウソではなく、本当にそう「感じてしまう」ようです。
しかし元の生活に戻ってしばらくするとまた辛い精神状態が「再発」してしまうというケースもあります。
そして私自身それを経験したことがあります。
その場でそれに気づいていればその場で対処できたものも、後々再発してしまうケースでは後の祭りになってしまいます。
4.多大なる時間がかかる
「完全に克服」出来るものが少ない中で、仮に克服できたとしても殆どの手法は、何日、何週間、何ヶ月とかかります。
たった1つのトラウマを克服するのに、何ヶ月も集中的にクリニックに通ったり、克服のためのワークをするのは難しいものです。
5.セッション中、苦痛が伴う
これが要素としては極めて重要な点です。
何故これが重要なのでしょうか?
例えば戦争や死別、性被害などといった重度のトラウマを考えてみるとわかります。
方法論の中には、「わざわざ出来事を思い出す必要がある」というものが多くあります。
しかし、重度のトラウマの場合、その出来事を思い出すことの苦痛は見るに耐えません。
実際その場で泣き崩れる人もいます。
思い出したくない出来事を、思い出さないと解消できません、と言う方法論はとても皮肉なものです。
そしてこの「思い出す」という行動は認知心理学の観点からすると危険ですらあります。
何故なら「克服するどころか悪化する」と言うケースもあるからです。
というのも、「思い出す」「頭の中で状況を再現する」「イメージ(想像)する」というのは、脳機能的には「同じ体験をもう1度する」ことと同じ影響があるからです。
トラウマチックな出来事を1回だけしか経験していないのと、100回経験するのとでは、後者の方が重症化するのは言うまでもありません。
その点、「思い出す」ことを必要としているそうした方法論はトラウマを克服させるどころか悪化させてしまうケースもあります。
6.自分一人では出来ない。効果は1回限り。
自力でトラウマを克服する方法は別ですが、プロに依頼する方法の場合、毎回プロに依頼する必要があります。
そして克服できるまで依頼する必要があります。
トラウマ克服の最終手段:MCP©の特徴とは?
一方で、メンタルクリアプログラム(MCP©)の特徴はどうなっているのでしょうか?
このMCP©は、欧米で直接学んだ私が日本人向けに改良を重ねたものです。
そして下記のような特徴があります。
1.完全に解消できる
従来の方法では、ある特定の一つの出来事のみを取り上げます。
言い換えるなら解消できるマイナス感情・記憶は1回につき1つです。
一方でMCP©は、同じプロセス(時間・労力)1回で、全てのマイナス感情・記憶を解消できるのが驚きです。
つまり、例えば過去の「怒り」全てを1回で解消できます。
一連のプロセスを完了させるのにかかる時間はだいたい10分です。
つまり1つの感情の種類を解消する際に、たったの10分で、仮にトラウマが10個あったとしても、100個あったとしても、10分で全て解消できる、ということです。
それに、「完全に克服できる」という点も目が離せません。
この方法では、「マシになった」とか「ほぼほぼ克服できた」ではなく、「完全に」克服できます。
2.全てのマイナス感情を解消できる
さらには、全ての感情・記憶を解消できることも重要な要素です。
この方法ではトラウマはもちろん、マイナス感情の全てを対象に、解消克服することが可能です。
マイナス感情とはつまり、怒り、悲しみ、恐怖、ショック(傷ついた)、罪悪感、不安、緊張、など、イヤな感情と呼べるもの全てです。
冒頭部分で列挙した各種の方法は、特定のマイナス感情1つしか取り扱うことはできません。
例えば、アンガーマネジメントは「怒りだけ」、フォビアモデルは「恐怖だけ」等、従来の方法だとある特定のマイナス感情しか解消できません。
しかし、MCP©では「感情と呼べる全てのもの」を解消できます。
3.再発しない
MCPではマイナス記憶を根こそぎ解消・克服し、統合します。
そのため、プロセスにキチンと則れば、ツライ記憶が戻ることは100%ありません。
4.10分でできる
MCP©ではトラウマを克服するのに何日も、何週間、何年もかかりません。
プロセスをスタートしてから通常10分で完了することに、強く驚かれています。
比較的マイルドなトラウマであっても、人生最大の尋常じゃないトラウマであっても10分で克服可能です。
マイナス感情・記憶の大きさは一切関係ありません。
5.苦痛ゼロ
MCP©がここまで強烈な効果を出す最大の理由は、マイナス感情・記憶の具体的な出来事を思い出す必要がないためです。
そして思い出す必要がまったくないため、苦痛は一切ありません。
6.自分ででき、プロいらずなので、一生使える
MCP©は心理学の知識がゼロの素人でもステップバイステップで実践可能です。
そしてマスターにかかる時間は約5時間弱であることが喜ばれています。
つまりプロに頼ることなく自分の力でトラウマの克服が可能ということです。
そのため、未来に何かまた、とてつもなくイヤなことがあり、マイナス感情・記憶が発生した場合も大丈夫です。
自分でできるので、今後生涯を通じて一生マイナス感情・記憶で悩む必要がなくなります。