「彼氏(彼女)のトラウマを克服させることは可能ですか?」←本記事ではこういった疑問にお答えします。
彼氏(彼女)のみならず、親、子供、友人など、親しい人のトラウマを克服させてあげたい、という方は必見です。
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
彼氏のトラウマを克服させることは可能か?
結論からお伝えします。
「できます!」
トラウマを克服するのは可能です。
自分であっても他人(家族、友人、パートナー、ほか)であっても。
但し条件があります。
それは「本人がトラウマの克服を望んでいること」です。
もしあなたが相手のトラウマ克服を望んでいたとしても、もし当の本人がそれを望んでいなければ、克服させることはできません。
これが精神的病気(トラウマを仮にそう呼ぶのであれば・・・)と身体的病気の違いです。
身体的病気であれば、極論本人が望んでいなくても治すことは可能です(コンプラ等別の問題で、できませんが・・・物理的には可能です)。
眠らしてる間に、メスを握ればいいだけです。
しかしトラウマのような心の問題であれば、本人が望んでなければできません。
というのも外科的手術のように、物理的に強制力を用いて治療に当たることができないからです。
実際セラピーの現場ではそういう事はよくあります。
旦那(妻)がパートナーを連れてきて、「妻(旦那)の○○を治してくれ!」というものです。
しかし世界一の方法を用いる、世界一のセラピストであっても、当の本人がそれを望んでいなければ、不可能です。
つまり、回答としては、「できます!但し条件付きでね」ということになります。
彼氏にトラウマを克服してもらう際の注意点
さて、当の本人が「トラウマを克服したい」と思っていたとしましょう。
その場合、その彼氏はトラウマを克服することが可能でしょうか?
回答としては、「できます!但しいくつか注意点があります」という答えとなります。
これについては別記事で詳細に解説していますので、そちらをご覧ください。
トラウマを克服できない人の特徴3つとは?プロが失敗の原因を解説
これまでトラウマの克服を試したものの、上手く克服できなかった人は、「何故だろうか?」と悩んでいるかもしれません。このページでは、トラウマを克服できない人の典型的な特徴3つについて紹介しています。「トラウマを克服できなかった」「今度こそは必ずトラウマ克服を成功させたい」このように感じている人は必見です!
そして上記の記事をご覧頂いた上で、さらに留意しておく点があります。
それは以前に彼氏がトラウマの克服にチャレンジしたことがあるケースです。
上記の参考記事でも記載していますが、世の中には、3流の方法論が流布しています。
そしてそうした3流の方法論を試して、克服できなかったとしたらどうでしょうか?
本人は辛くて辛くて仕方ない。
だからこそ多大なリソース(時間・お金・労力)を費やして勇気を出して克服を試みた。
しかし結果、克服には至らなかった。
そのようなケースだと、もし優しいあなたが彼氏に「この方法論なら克服できそうだよ!」と思って伝えても、本人はこのように感じるかもしれません。
「どうせ、今回もムリだよ」
この考え方が褒められたものかどうかは別として、そう考えてしまうのもムリもありません。
そしてその場合、あなたの「愛情」が「怒り」に変わってしまうこともあるかもしれません。
この様になってしまうともったいないですよね。
しかしこういったケースは案外少なくないものです。
もちろんこれはトラウマの克服に限ったことではありません。
相手のためを思った行動に対して「すっぽかし」をくらうと、人は「怒り」を感じてしまうことが往々にしてあります。
しかしその怒りでケンカになってしまっては元も子もありません。
ですので、もしそうなってしまった場合は、「もう少し気長に待ってあげるか・・・」といった気持ちの余裕が必要かもしれません。
或いは、「この方法論は本当の他のものとは違うみたいだよ」と一緒に背景知識をつけていくことも良い方法かもしれません。
いずれにしても、あなたの優しい愛情や思いやりが火種になってしまわないように気をつけておくのが無難でしょう。
トラウマ克服を手助けする際のエゴに気をつける
今の話に繋がる部分ですが、少し厳し目のお話をあえてしておきます。
それは、「優しい人」「愛情に溢れた人」ほど、自分のエゴに気をつけておく必要があるということです。
というのも、もし相手が「トラウマ克服なんてムリだよ」と言ってきたときに、怒りを感じるとはどういうことでしょうか?
それは「相手のため」と言いながら、結局は自分のための行動になってしまっているということです。
もちろん「自分のための行動」がダメと言っているわけではありません。
人間は元来皆「利己的」です。
極論ですが、生きるか死ぬかの瀬戸際で1つしかないパンが目の前にあれば、見ず知らずの他人であれば、躊躇なく自分のものにするでしょう。
だから「自分のための行動」を避難される筋合いは誰にもないでしょう。
しかし「自分のための行動」を「あなたのためだから」といって押し付けられれば、相手も良い気はしないはずです。
もし「相手のため」の行動であれば、相手が結構です、と言ったとしても「怒り」は感じないはずです。
ですので、もし感じるようであれば、「これは相手のための行動?それとも自分のため?」と自問すると良いでしょう。
そしてもし「自分のため」であれば、「相手のために」少し待ってあげても良いかもしれません。
相手はまだ克服する心の準備が整ってないだけかもしれないからです。
そんな中そっと待ってあげられれば、相手がその気になったときに簡単に克服できます。
或いは、「あなたがトラウマを克服してくれれば私は嬉しいし幸せだ」という自分の気持ちを伝えるのも一つです。
まだその気になれない相手でも、伝え方一つで案外すぐにその気になってくれたりするものです。
「すべきだ」と押し付けられるよりは相手も受け入れてくれるはずです。
まとめ
以上、本記事では、彼氏のトラウマを克服させることが可能かを解説しました。
情報社会の渦に埋もれて、本当に貴重で有用な方法もその影に隠れてしまっているものです。
しかし本当に世の中を探せば1流の方法とも出会えるものです。
「調べる」というあなたの優しい行動が次に繋がることをお祈りしております!
トラウマの克服完全マップ【初級・中級・上級13記事+αで解説】
トラウマ克服の基本的なことから応用的な深い知識を学びたい方向けです。このページでは、正しく確実な方法でトラウマを簡単に克服する上で重要な知識を限りなく網羅的にまとめました。トラウマに悩み、克服したい方は是非最初から一つずつ御覧ください。
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