トラウマを克服したい。でも克服に長期間必要なのだろうか?
このような疑問を感じている方向けに、克服に必要な期間の統計をご紹介しています。
このページを見ることで、正しく確実な方法を用いた場合、トラウマ克服にどれくらいの期間がかかっているかという数万人の統計が分かります。
では早速参りましょう!
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
トラウマ克服に要する期間の統計データ
トラウマの克服方法は、数多くあります。
ですので、私も全ての手法を把握しているわけではありません。
そのため、ここでは、米国催眠協会会長のタッド・ジェームス氏が開発したタイムラインセラピー(※)の手法における統計データを紹介します。
(※商標登録上、当社ではメンタルクリアプログラムc(MCP)と名前を変えて、作成し、提供しています。)
まずは、ズバリ結論です。
つまり98%の人たちは15分以内にトラウマを克服しています。
日本および世界で散見されるトラウマ克服の手法には、克服に数日、数ヶ月、数年かかるというものもありますが、(悪口になりますので手法名は明記しません)、この方法は驚くことに15分以内にほとんど全ての人が克服できます。
そして2%の人たちも、実際は15分以内に克服できている模様です。(この詳細は後述します)
トラウマ克服に要する期間の統計の測定状況
この方法論における母数はどれくらいの人数なのでしょうか?
結論から言うと、統計の母数は数万人以上です。
上記のタッド・ジェームス氏は毎年100人規模のセミナーを世界中で何十回も実施しています。
そしてそれを何十年も続けています。
それだけではなく、ジェームス氏の弟子達が開くセミナーでも上記のような時間でみんな克服できています。
そのため、母数では数万人と記載しましたが、実際は10万人以上と見られています。
そしてこれらの統計は、セミナーでの受講者の様子の観察及び、挙手で肌感覚によるものです。
そのため、「コンマ1%の誤差もない」というわけではありません。
ただ、概ね上記の通りだといいます。
また、上記2%の、「与えただけの時間」とはどういうことでしょうか?
これは、文字通り、20分の時間を与えれば、20分かけたであろう、60分の時間を与えれば、60分かけたであろう、ということです。
もう少し解説します。
このセミナーでは、トラウマ克服のプロセスをセミナー受講者一斉に行います。
そして終わった方から順次目を開けます。
つまり目を開けた方は「プロセスを終えた」ということです。
そして約15分経ったタイミングで、「皆さん終わりましたか?」と聞き、プロセスを終了してもらいます。
しかしその際に、約15分経ったタイミングでまだ目を開けていない人(プロセスを終えたことが明確でない人)は約2%いる、ということです。
つまりこの2%の人たちは、15分ではなく、60分時間を与えていれば、60分かけていたかもしれない、ということです。
但し、そうした2%の人たちを含め、「解消できましたか?」と聞くと、全員「克服できた」と明言しています。
もちろん中には「できなかった」という人もいますが、そうした人たちに再度ジェームス氏が誘導して試してもらうと、即座に解消しています。
そうした理由から、上記の通り、「与えただけの時間」という表記が含まれてしまいます。
少しややこしい説明になりましたが、分かりやすくまとめるなら、「99.999%の人たちが15分以内に克服できている」ということです。
トラウマ克服に要する期間における、前提条件「二次的利得がないこと」
但し、この手法を用いてトラウマ克服を図る際に前提条件があります。
それが「二次的利得がないこと」です。
これは先程「99.999%人たちが15分以内に克服できている」とご説明した部分に関係します。
中には「100%じゃないの?」と疑問に思った人もいるかも知れません。
しかし実際100%ではありません。
99.999%です。
では何故0.001%の人たちはトラウマ克服ができなかったのでしょうか?
それがこの「二次的利得がないこと」が関係します。
まず二次的利得とは何でしょうか?
それは「問題を持ち続けることメリット」です。
二次的利得があるとどのような問題が生じるのでしょうか?
それは「この問題を解消したくない」という心の作用が働きます。
この方法論はトラウマのみならず、怒り、悲しみ、恐怖、ショック(傷ついた)、罪悪感、不安、緊張、などありとあらゆるマイナス感情を解消することが出来るので、いくつか例を出してみましょう。
例えばある人が「怒りを解消したくない」「怒りを持ち続けたい」という時、大体は「いつかあいつにギャフンと言わせるために、この怒りは解消したくない」という事があります。
或いはある人が「うつ病(悲しみ)を解消したくない」「うつ病のままでいたい」という時、大体は、「うつ病でい続ければ障害者手当をもらえるから」「うつ病でいれば旦那が浮気せず、私のことをずっとかまってくれるから」といったものがあります。
他にもある人が「罪悪感を解消したくない」という時、大体は、「もう二度とこんなことはしないように忘れないように解消せずに持っておきたい」といったものがあります。
こうした二次的利得があると、無意識がマイナス感情を解消することを拒みます。
無意識が拒んでしまうとトラウマ(マイナス感情)を克服することができません。
もちろん、二次的利得を解消する方法はありますし、プログラム内で詳細に解説しています(長くなるのでここでは割愛します)。
そのため実際はそうした二次的利得が原因で克服できない人はいません。
しかしジェームス氏によると、「これまで何万人に対してこの方法論を実践してきました。そして二次的利得の解消も行ってきました。しかしそれでも2人だけは、『イヤだ!このマイナス感情は解消したくない』といって解消できませんでした」ということだそうです。
もちろん、パーセンテージでいうと、何万分の2人なので、取るに足らない数字ですが、「100%」と言うと嘘になるため、解説しておきました。
まとめ
以上、本ページではトラウマを克服するに必要な期間をご紹介しました。
何事も正しく確実な方法を用いれば、最速最短で実現できるものですよね。
私自身この方法で10年来のトラウマが10分で克服できたときは、誰もいない部屋で「マジか!?」と声が出てしまったことを覚えています。
皆さんもぜひ克服してもらえればと思います。
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