目標達成に必要不可欠|セルフイメージとホメオスタシスについて

目標達成

正しく確実な目標達成の方法を調べている人は、セルフイメージやホメオスタシスという言葉に出会ったことがあるかもしれません。
 
この両者は、科学的な目標達成術においても核となるキーワードです。
 
そしてこの両者の本質を理解していれば目標達成は極めて容易になります。
 
そこでこのページでは、セルフイメージとホメオスタシスについて解説します。
 
最速最短で目標達成できるようになりたい人は必見です。

 

このページの執筆者(大川)の自己紹介


  • 何をやっても「できない」劣等生のような学生時代を送る。
  • 社会人になり、成功や目標達成を試みてあれこれ挑戦する。
  • 一進一退で結局は「何も達成できない」と悩む。
  • ある時、「科学的な目標達成術」なるものに出会う。
  • 一進一退がなくなり、「職業、ファイナンス、人間関係、趣味、健康、自己変革(正確・習慣改善)」など、あらゆる目標を着実に達成できるようになる。
  • 日本にこの方法を広めようと、科学的な目標達成術を開発 
  • 何十人もの目標達成をアシストしてきた。
  • 現在に至る

目標達成に理解必須なキーワード:セルフイメージとは

セルフイメージという言葉を見聞きしたことがある人は多いと思います。
 
しかしその言葉の意味を厳密に理解している人は少ないようです。
 
ではセルフイメージとはどういう意味でしょうか?
 
セルフイメージとはズバリ、「自己認識のこと」「自分で自分のことをどのように捉えているかということ」です。
 
例えば次のようなものです。
 

  • 私はダメな奴で、300万円程度の年収しか稼げない奴だ
  • 私は人の何倍も仕事で成果を上げられる優秀な奴だ
  • 私は誰からも相手にされない奴だ
  • 私はモテる魔性の女よ
  • 私は多趣味な人ですよ
  • 私は理想体重とされる65kgからいつも5kg以上オーバーした太った人だ。
  • 私はいつもテストの成績が60点平均とバカなんです

 
そして、本当に成功している人たちが共通して唱えているある原則があります。
 
それは「目標や夢を叶えたければ、セルフイメージを高めなさい」ということです。
 

人は自身が信じる事実に基づいて行動し振舞っている。

ルータイス

  

我々は常に自分がどういう人間であるかという解釈に基づいて行動しています。その解釈が正しかろうとなかろうと

アンソニーロビンス


そして彼らが共通して唱える「成功者」と「凡人」の違いは次のとおりです。
 

  • 成功者たちは、現実を変えようとする前に、セルフイメージを変える。
  • 凡人は、いきなり現実を変えようとする。


そしてその結果、凡人は取る行動取る行動全てが次のいずれかで終わります。
 

  • 効果ゼロ
  • 効果が少ない
  • 効果があっても、一時的であっという間に元通り

 
何故そうなるのでしょうか?
 
こうした成功者達や一流の心理学者に言わせると、「何故なら、人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)があるから」ということです。 

目標達成に理解必須なキーワード:ホメオスタシスとは

ホメオスタシスとはなんでしょうか?
 
ホメオスタシスとはズバリ「ある一定状態(恒常性)を維持し続けようとする機能のこと」です。
 
恒常性維持機能と日本語では訳されます。
 

  • 体温は36.5℃前後を維持しよう
  • 血中酸素濃度は96%以上を維持しよう。
  • 体内の水分量は体重の60%前後を維持しよう。

 
こうした機能がヒトには備わっています。
 
そしてその一定状態からズレると、一大事です。
 
即座に、慌てて元の状態に戻そうとします。
 

  • 体温が高くなると、「勝手に」汗をかき体温を下げてくれます。
  • 運動して血中酸素濃度が下がると「勝手に」肺がたくさん呼吸して、全身に新鮮な酸素を届けるために心臓が全身に血液を循環させてくれます
  • 脱水気味になると、水分を摂取しようと「勝手に」のどが渇いてくれます。


我々は皆次のように「意識的」には行いません。
 

  • 「汗をかこう」
  • 「肺をたくさん動かそう、心臓をフル回転しよう」
  • 「のどを渇いてみせよう、のどが渇いて感じてみよう」

 
皆「無意識に」「勝手に」次のようになります。
 

  • 「勝手に」汗が出ます
  • 「勝手に」肺と心臓がフル活動します。
  • 「勝手に」のどが渇きます。

 
どれもこれも「勝手に」起きます。
 
そこに努力も頑張りも、根気も根性も必要ありません。
 
どれもこれも勝手に起きます。
 
それもこれも全てホメオスタシスの作用です。
 
この無意識の、ホメオスタシスの一定状態を維持しようとする機能(恒常性維持機能)はとてつもなくパワフルです。
 
これに意識が叶うはずもありません。
 
無意識は意識の何十倍、何百倍もパワフルだ、という言葉を聞いたことがある人もいるかも知れません。
 
このパワーに抗って(あらがって)目標達成するのは、ナンセンスです。
 
まるでこちらに向かって走ってくる車を押し返して目的地に向かおうとしているようなものです。
 
まずムリです。
 
そんなことよりも、その車に乗ってハンドルを切って、アクセル全開で目的地に向かう方がはるかに早くて楽々です。
 
言い換えるなら、ホメオスタシスというパワーを目標達成の邪魔として働かせるか、目標達成を手助けしてくれるものとして働かせるかの違いです。
 
もちろん後者のほうが目標達成は容易です。
 
そのためには目標達成を試みるときに、ホメオスタシスの作用を理解しなければなりません。
 
そうでないと、自分のセルフイメージに沿った人間であり続けようと、勝手に動いてしまいます。
 
先程の例で言えば、
 

  • 300万円前後の年収で居続けよう
  • 人の何倍もの成果を挙げられる優秀なやつで居続けよう
  • 誰からも相手にされない奴で居続けよう
  • モテる魔性の女で居続けよう。
  • 多趣味な人間で、居続けよう
  • 理想体重の65kgから5kg以上オーバーで居続けよう
  • テストの成績が悪い60点平均の人間で居続けよう

 

たまたま良いセルフイメージであれば、そこに問題はありません。
 
しかし、マイナス点を克服して夢や目標を叶えたい場合や、今現在得ている素晴らしい結果以上の結果を得たければ、現在のマイナスイメージが足かせになります。
 
現在のセルフイメージが限界の原因となります。
 
「年収1億円」というセルフイメージとその結果は、多くの人にとっては「スゲー」というものかもしれません。
 
しかし「年収10億円」を目指す当人にとっては、足かせでしかありません。
 
だから目標達成したければ、セルフイメージを変えることで、ホメオスタシスレベルを自分の望むそれに変えればよいのです。                                            

まとめ

以上、本記事では、容易に目標達成できるようになるうえで理解が必要不可欠となる、「セルフイメージ」「ホメオスタシス」について解説しました。
 
セルフイメージとは自己認識のこと、ホメオスタシスとは一定状態を維持しようとする機能(恒常性維持機能)のことです。
 
最短最速で毎回目標達成できるようになるためにはもう少し理解必須となる項目がありますが、それらは次の記事にて解説します。
 
本記事は一旦ここまでです。

 

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