これまでトラウマの克服を試したものの、上手く克服できなかった人は、「何故だろうか?」と悩んでいるかもしれません。
このページでは、トラウマを克服できない人の典型的な特徴3つについて紹介しています。
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
トラウマを克服できない人の特徴~その1~間違った方法論を選択している
トラウマを克服できない人の特徴1つ目は、「間違った方法論を選択している」です。
何事もそうですが、1つの目的を達成するために、
1.極めて効果的な方法
2.まぁまぁの効果を生む方法
3.取るに足らない方法
があります。
しかし、3.取るに足らない方法を採用して、「あぁでもない」「こうでもない」と永遠と時間を費やしている人がいます。
しかしそもそもその方法自体が対した効果を産まないのであれば、どれほどリソース(時間・お金・手間暇労力)を使っても徒労に終わってしまいます。
であれば、思い切って別の方法を試してみる覚悟と勇気が必要です。
もちろん、欲を言えば、トライする前段階で、どんな方法があるかたくさん調べておくことがベストです。
そして5個なり、10個なり、調べた方法の中から一番良さそうなものから順番に試してみることが理想的でしょう。
しかしもし、もう既に長期間ずっとトライし続けているけど上手く行っていない場合は、そもそも方法論が取るに足らないものなのかもしれません。
或いは、方法論自体は間違ってなくても「自分にピッタリの方法」ではないのかもしれません。
しかし1つの方法をどれだけトライしても克服できなかった場合よくあるのは、「そもそもトラウマは克服できないものなんだ」と言って諦めてしまうケースです。
しかし繰り返しになりますが、「トラウマは克服できないもの」ではなくて、単に「今回選んだ方法が3.取るに足らない方法だっただけ」ということもあります。
ですので、思い切って別の方法を試すと良いでしょう。
トラウマを克服できない人の特徴~その2~方法論を正しく使えていない
トラウマを克服できない人の特徴2つ目は、「方法論を正しく使えていない」です。
先述の通り、思い切って別の方法を試そうとして、別の信頼性のある方法論に無事出会えた方。
そういった方の次の課題は「方法論を正しく使えているかどうか」です。
これは先程と反対のことを言うようですが、次の課題はこの「正しく指示通りに実践できているかどうか」です。
どれだけ確実な方法に出会えたとしても、その方法が指示するプロセスどおりに正しく実践できていなければ、効果が出るはずもありません。
これは一般論として語ると、「そんなの当たり前じゃないか」と思ってしまうものです。
しかし実際何かを実践していて効果が出ないと、この当たり前の事実が頭から抜け落ちてしまうものです。
実際当社ではメンタルクリアプログラム©(MCP)というものを販売しています。
これは、米国催眠協会の会長を務めるタッドジェームス氏が開発したタイムラインセラピーというものを、日本語に直し、商標登録上名前を変えて作り直したものです。
このタイムラインセラピーでは、99.999%の人がトラウマを無事克服できています。
つまりプロセス通りにきちんとやれば克服できない人はいません。
しかし当社に問い合わせのある、「上手く克服できません」というクライアントの話をよくよく聞いていると、まず間違いなく、指示通りにできていません。
どこか1つ、2つ、何か指示通りに実践していないものです。
言い換えれば、「上手く克服できない」という人の中で、「指示通りに実践している」人は誰一人としていない、ということです。
実際私もパソコンのソフトだったり、ネットのシステムだったり、「上手くいかない」「謳っている効果が出ない」と言う時は、やはりどこかポイントがズレてしまっていることが多いものです。
そのためやはり自分は果たして「方法論を正しく使えているか」という点を振り返る必要はありそうです。
トラウマを克服できない人の特徴~その3~二次的利得がある
トラウマを克服できない人の特徴3つ目は、「二次的利得がある」です。
二次的利得については別記事で詳細に解説しているので、そちらをご覧いただくとして、ここでは分かりやすい例をいくつか挙げながら、簡単に触れておきます。
二次的利得についての詳細解説(二次的利得とはなにか?)
二次的利得とは、「問題を持ち続けることで得られるメリット」のことです。
この二次的利得があると、本当は簡単に解消できるものも、その解消を無意識が拒みます。
そのため解消のための心理プロセスを実践しても解消できないことがあります。
こうした二次的利得に心あたりがある場合は確実に解決しておく必要があります。
まとめ
以上、このページでは、トラウマを克服できない人の典型的な特徴3つについて紹介しました。
もしトラウマを克服できなかった、という経験がある人は、1→2→3の順番で確認しておきましょうね!
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