このページは以前色々な方法論を試しても尚、トラウマが克服できなかった、という人向けです。
そしてこのページを読むことで、下記のようなことが理解できます。
●何故トラウマを克服できなかったのか?
●どういった視点や要素が欠けていたのか?
●トラウマを克服する上で極めて重要な事実とは何か?
それでは早速参りましょう。
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
トラウマを克服する上で知っておくべき事実~その1~何事にも1流2流3流がある
再度トラウマ克服を試みる上で知っておくべき事実の1つ目は、何事にも1流2流3流があるということです。
一見当たり前のことに思えますが、実際何か新しいことに挑戦するときはこの事が頭から抜け落ちてしまうものです。
どんな業界のどんな職業でも1流2流3流がいます。
医者、弁護士、経営コンサルタント、建築士、そして心理カウンセラーやセラピスト・・・。
道具やツールにも1流2流3流があります。
包丁、パソコン、スピーカー・・・。
そして方法論もまた然りです。
同じ「トラウマを克服する」という方法論でも、1流2流3流があります。
1流2流3流の定義は人それぞれかもしれませんが、「方法論」という観点での定義は、ここでは次のように定義します。
そしてこれまで色々な方法論を試しても尚、克服したいトラウマが克服できていないのであれば、それはきっとあなたが悪いわけではありません。
もちろん、「指導された通りに実践したか」という前提はあります。
しかしそれでも克服できなかった場合、恐らくそれは2流3流の方法論だったのではないでしょうか?
もちろん、方法論(=ツール)はあくまでツール・道具です。
弘法筆を選ばずという言葉がある通り、使い手が上手に使っているかどうか、という点もあるでしょう。
しかしそもそも「トラウマを克服したい」という人の多くは心理学のプロではなく、素人であるはずです。
つまり弘法でない、ただの素人でも成果が出せるような方法論でないのであれば、それは2流3流と言わざるを得ないでしょう。
しかし真面目な人に限って、「私はどの方法論も使いこなせないダメな奴だ」といって「自分が悪い」という評価を下してしまいがちです。
もちろん、そういうケースが一切ない、というわけではありません。
しかし少なくとも、その方法論が2流3流だっただけ、というケースもあるでしょう。
或いはプロの心理カウンセラーやセラピストに依頼したけど、トラウマの克服には至らなかった、という場合もあるかもしれません。
プロの心理カウンセラーと言えど、人間です。
つまり1流2流3流の医者がいるように、心理カウンセラーにも1流2流3流がいます。
そしてそうしたプロに依頼して問題が解決できなかった場合、単にその心理カウンセラーは2流3流だったのでしょう。
これらは当たり前といえば当たり前です。
しかし、「何をやってもうまくいかなかった」という人はこの当たり前のことが案外頭から抜け落ちてしまってることもあるようです。
そして「自分は何をやっても上手くいかない」「私はトラウマを克服できないんだ」と無意味な判断で、トラウマ克服を諦めるのではなく、この事実を改めて認識するとよいでしょう。
トラウマを克服する上で知っておくべき事実~その2~再現性の問題
再度トラウマ克服を試みる上で知っておくべき事実の2つ目は、再現性の問題です。
これは1つ目の「何事にも1流2流3流がある」という点と少しかぶりますが、重要な点です。
再現性の問題とはつまり、「その方法論は誰が使っても同じような効果を出せますか?」という点です。
●この方法論は30%位の人は効果を出せる、という方法論
●この方法論は60%位の人は効果を出せる、という方法論
●この方法論は99.99%位の人は効果を出せる、という方法論
など、当然方法論によって再現性は違います。
あなたが試したけどトラウマ克服に至らなかった、という方法論は、もしかするとそもそも再現性が低く、ごく僅かの人にしか効果を出すことができなかった方法論かもしれません。
にも関わらず、「私はトラウマを克服できない」と考えてしまうと、やはり簡単に克服できるトラウマをみすみす放置したままの状態にしてしまうかもしれません。
トラウマを克服する上で知っておくべき事実~その3~本質を捉えた深遠なる方法かどうか
再度トラウマ克服を試みる上で知っておくべき事実の3つ目は、本質を捉えた深遠なる方法かどうか、という点です。
これも結局は1つ目と2つ目を別の表現で言い換えたようなものになってしまいますが、しかし重要な点です。
何故なら本質を捉えた方法論であれば、
●再現性が極めて高い
●いつどこで誰が使っても効果を出せる
●どんなことにでも応用できる
からです。
今回の「トラウマ」を例に、具体例を出しましょう。
例えば次のどちらが「本質を捉えた方法」でしょうか?
●トラウマの解消方法
●マイナス感情・記憶の解消方法
当然後者です。
何故なら前者を学んでも「トラウマ」しか解消できません。
しかし後者を学べば「トラウマ」の解消はもちろんながら、それ以外の多くの問題を解消できるからです。
トラウマは、「傷ついた」というマイナス感情にまつわる「記憶」です。
つまり「マイナス感情・記憶の解消方法」を学べばトラウマは解消できます。
しかしトラウマ以外にも解消できるものはたくさんあります。
例えばこのような経験はありませんか?
あの出来事以来・・・
●アイツが腹立たしくて仕方ない(怒り)
●あの人から言われた言葉でずっと悲しい(悲しみ)
●あの人のことが怖くって・・・(恐怖)
●あの人を傷つけてしまって申し訳なくて・・・(罪悪感)
●etc
もちろん、このような経験は誰しもあるはずです。
そして「マイナス感情・記憶の解消方法」を学べば、こうしたマイナス感情(怒り、悲しみ、恐怖、罪悪感、etc)にまつわる記憶を解消することができます。
どうせ学ぶなら、「トラウマ」だけを克服できる方法よりは、「マイナス感情・記憶の解消方法」を学びたいという人のほうが多いでしょう。
トラウマを克服する上で知っておくべき事実~その4~無意識に直接影響を与えたか
再度トラウマ克服を試みる上で知っておくべき事実の4つ目は、無意識に直接影響を与えたかどうか、という点です。
心理学関係に詳しい人はこの説明だけで分かると思いますが、分からない人のために解説します。
人には意識と無意識があります。
多少の語弊はありますが、端的に説明するのであれば下記のとおりです。
トラウマに悩んでいる人はわかると思いますが、
●「もう悩みたくない」と意識で考えても、無意識は「辛い」と感じてしまいます。
●「もう忘れよう」と意識で考えても、無意識では「いつまでも覚えて」います。
●「そんなに傷つく必要のない出来事だったのに」と意識では考えていても、無意識では「傷ついて」います。
このように、意識で何を考えても、無意識部分のトラウマが消えるわけではありません。
言い換えるなら、トラウマを克服したければ、「無意識に直接影響を与える必要がある」ということです。
もちろん、正確に言うのであれば、意識に影響を与え続けることでトラウマを克服することは可能です。
しかし「5年心理カウンセラーに通っていますが、まだ根治していません」という人は実際多くいます。
何故なら意識を通じて無意識に影響を与えるにはとてつもない反復が必要だからです。
しかし無意識に直接影響を与えることができれば、10分でトラウマを克服することが可能です。
実際10分はかかりません。
方法論を学ぶのに半日ほどの時間は必要かもしれませんが、実際プロセスを初めて完了するまで、5分ほどあれば十分でしょう。
それほどまでに「無意識に直接影響を与える」ことによる効果は凄まじいものになります。
トラウマとは「傷ついた(感情)」という出来事の「記憶」です。
だからこそ感情と記憶を司る無意識に直接影響を与えれば、10分でトラウマを克服することが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
このページでは、トラウマを克服する上で知っておくべき事実を4つ紹介しました。
トラウマを無事克服することができた人は、恐らく、「うんうん」とうなずいていることでしょう。
しかしトラウマを克服することができなかった人は、「え、そうだったの?」という驚きもあったのではないでしょうか?
もし「知らなかった」というのであれば、トラウマを克服できなかったとしても無理はありません。
そうした人であれば、たった今紹介した4つの事実を元に、トラウマ克服に再度挑戦すると良いでしょう。
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