スポーツにおけるトラウマは致命的な影響をもたらします。
そこで本記事ではスポーツにおいてトラウマがもたらす致命的な影響とその原因を解説しています。
スポーツにおけるトラウマがある人は必見です。
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
スポーツにおけるトラウマを克服すべき理由とは
スポーツにおいて知られる大きな問題、「イップス」。
これは精神面における問題によって、選手が思うようなプレーをできなくなる症状のことです。
そしてスポーツにおいてトラウマがもたらす致命的な理由こそが、この「イップス」です。
言い換えれば、トラウマを克服しさえすれば「イップス」は克服解消でき、以前の自分らしいプレーを発揮することが可能となります。
「そんな事が可能なのか?」という疑いの声が聞こえてきそうですが、可能です。
そしてこれはオリンピック金メダリストのコーチも口をそろえている事実です。
一流のコーチや選手であればあるほど、こうした精神上の問題がパフォーマンスに直結すると言っています。
そして三流のコーチや選手であるほど、「そんなバカな」と疑います。
では何故なのか、そしてトラウマとパフォーマンスがどのように直結しているのかを心理学の知見とともに詳しく解説します。
~参考図書~
メンタルとパフォーマンスの関係性はこちらが参考になります。
トップアスリートやトップレベルの監督、コーチはパフォーマンスとメンタルの関係性を熟知しています。
スポーツのパフォーマンスとトラウマ克服との関係性
まず金メダリストを数多く排出しているプロのコーチが共通して唱える、一つの原理があります。
それは、「パフォーマンスの良し悪しは、セルフイメージ次第である」という原理です。
セルフイメージとは、自分自身のことをどのように捉え、解釈しているか、ということです。
このように、自分自身のことをどのように思っているか、これがセルフイメージです。
そして「自分はトップレベルの選手だ」と思っていればその通りのパフォーマンスになり、「自分は足を引っ張るような低レベルの選手だ」と思っていれば、その通りのパフォーマンスになるということです。
そして「セルフイメージ→パフォーマンス」という図式は、まともな心理学者であれば皆その通りだと口を揃えます。
そして心理学者が同様に口を揃えて唱えるもう一つの原理があります。
それは「セルフイメージは過去の情動記憶の蓄積で成り立っている」という事実です。
情動記憶とは何でしょうか?
情動記憶とは、下記のような「大きな感情が伴う出来事に関する記憶」のことです。
こうした情動記憶の蓄積でセルフイメージは成り立っていると言います。
情動記憶の蓄積とは。トラウマとの関係性を解説
まず、情動記憶とセルフイメージの関係性を例えを用いながらもう少し詳しく解説します。
まず、セルフイメージには高いセルフイメージと低いセルフイメージがあります。
「俺はトップレベルの選手だ」という高いイメージと、「俺は足手まといだ」などといった低いセルフイメージです。
こうしたセルフイメージがどのように形成されていくかを説明します。
ある時たまたま、トップレベルの良いパフォーマンスを発揮したとします。
そして監督やチームの皆に褒められて、とても嬉しい気持ちになったとします。
つまりとても嬉しいという情動記憶ができたとします。
これは例えるなら水槽Aに大量の水が入ったことになります。
一方で後日、失敗して足手まといとなり、監督に叱られて、ショックだったとします。
するとショックだ(傷ついた)という情動記憶ができます。
すると例えるなら水槽Bに大量の水が入ったことになります。
さて、このAという水槽とBという水槽はシーソーのようになっています。
そして液体が重い方の水槽が優位な水槽となります。
時には入ってくる水の量(情動記憶の大きさ)は少ないかもしれません。
或いは頻繁に情動記憶が出来るため、何度も何度も水が入ってきます。
そして今現在に至ります。
今現在のあなたのセルフイメージは、これまでの情動記憶の蓄積です。
つまり水槽Aの「俺はトップレベルの選手だ」というセルフイメージが優位かもしれません。
或いは水槽Bの「俺は足手まといだ」というセルフイメージが優位かもしれません。
これが「セルフイメージは過去の情動記憶の蓄積で成り立っている」ということです。
そして水槽Aに水が入る時、何も「嬉しい」という感情のときだけではありません。
ポジティブな情動記憶であれば、水槽Aに水が入ります。
ネガティブな情動記憶であれば、水槽Bに水が入ります。
そしてトラウマというのは、ショックだった、というネガティブな情動記憶です。
トラウマはネガティブな情動記憶です。
そして「トラウマだ」というような情動記憶は、情動の大きさとしてはかなりの大きさとなります。
つまり例えるなら、「超大量の水が水槽に入れられた」ということになります。
これまでのシーソーは水槽Aが優位だったため、「俺はトップレベルの選手だ」というセルフイメージが優位でした。
しかしたった1回のトラウマチックな出来事により、「超大量の水が水槽Bに入れられた」ことにより、瞬く間に水槽Bが優位になります。
水槽Bが優位になる、つまり「俺は足手まといだ」というセルフイメージが優位になります。
そして「俺は足手まといだ」というセルフイメージが優位になれば、そのセルフイメージに応じたパフォーマンスしか発揮できなくなります。
つまり実際に足手まといになるということです。
これが情動記憶、そしてトラウマとの関係です。
スポーツにおけるトラウマは克服できるのか?
私は情動記憶の話をするときに、水槽の例を出すのが大好きです。
何故ならここから必然的に様々な推測が出来るからです。
というのも、これを読んでいる方は、「どうすれば『俺はトップレベルの選手だ』という水槽Aを優位に出来るの?」と疑問に感じているかもしれません。
しかしこの例えから自ずと明確になるのは、「水槽Bの水を抜いてやれば良いんじゃないか?」ということです。
それが「(トラウマを始めとした)情動記憶を解消克服する」ということです。
そしてそんな事が可能なのか?と思うかもしれませんが、可能です!!
ありとあらゆることにまつわる情動記憶を解消克服することは可能です。
もちろんスポーツにおけるトラウマ(や情動記憶)を解消、克服することも可能です。
どうすればスポーツにおけるトラウマを克服できるのか?
トラウマの克服方法は多種多様あります。
しかし最速最短で最も確実な方法は、当社が販売・提供しているメンタルクリアプログラム©(MCP©)を学び、実践することです。
これは米国催眠協会の会長を務めるタッドジェームス氏が開発したタイムラインセラピーを、日本語に直し、販売・提供しているものです。
そしてこのタイムラインセラピーは一国の心理学会長に「世界一の方法だ」と絶賛させた方法論です。
私自身何をやっても克服できなかった10年以上抱え続けたトラウマを半日で完治克服させた経験を持ちます。
ですので、トラウマを確実に克服したければ、メンタルクリアプログラムを実践することをおすすめします。
スポーツ選手がMCP©を学ぶメリットはトラウマ克服以外にあるのか?
そしてスポーツ選手がメンタルクリアプログラムを実践するメリットはトラウマの克服だけではありません。
というのも、こんな経験はありませんか?
「あんなに辛い練習を耐え忍んで試合に望んだのに、『緊張で本領を発揮できなかった』」
恐らくほとんど全ての人が経験したことがあるのではないでしょうか?
そしてこの緊張の解消・克服方法も当プログラムでは解説しています。
実際、マイナス感情は全て当プログラムで解消することが可能です。
マイナス感情とは、怒り、悲しみ、恐怖、ショック、罪悪感、不安、緊張、虚栄心、劣等感など、ネガティブな感情と呼べるものの全てです。
ですので、「怖くて○○ができない」「試合中イライラして冷静さを失ってしまう」といった問題も簡単に克服することが可能です。
精神面・感情面で悩んでいる方は実践してみてください。
まとめ
以上、本記事では、スポーツにおいてトラウマがもたらす致命的な影響をご紹介しました。
ぜひトラウマの克服を始めとして、各種の精神面・感情面での悩みを克服して、ベストパフォーマンスを発揮してください!!
トラウマの克服完全マップ【初級・中級・上級13記事+αで解説】
トラウマ克服の基本的なことから応用的な深い知識を学びたい方向けです。このページでは、正しく確実な方法でトラウマを簡単に克服する上で重要な知識を限りなく網羅的にまとめました。トラウマに悩み、克服したい方は是非最初から一つずつ御覧ください。
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