アンガーマネジメント|根本から怒りを抑えイライラ解消する方法9選

アンガーマネジメント

イライラや怒りを根本から解消するのは正しい方法を知っていれば簡単です。
 
しかしその方法を知らないがために、悩み苦しんでいる人たちは少なくありません。
 
そこでこのページでは怒りを根本から抑えて解消するアンガーマネジメントの手法を紹介します。
 
「原因から元を断つ」イライラの原因療法を学びたい人は必見です。

 

このページの執筆者(大川)の自己紹介


  • 中学生の時のキツいイジメに遭う
  • 以来、「トラウマ、引きこもり、抑鬱、対人恐怖症」等を経験する。
  • 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
  • 一方で、毎日何度もイライラし、心臓付近に軽い痛みが伴うまでに至る。
  • ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
  • 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
  • それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
  • くしくも、その同じ方法論でイライラも一切合切消えた。
  • 今では一月に1回イライラするかしないか、と平穏になる。
  • 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発 
  • トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
  • 現在に至る

アンガーマネジメント|怒りを抑える方法0.前提知識

アンガー マネジメント イライラ 解消 怒り

本記事で紹介する方法は、あくまで「一般的なアンガーマネジメント的手法」です。
 
本当はもっと効果的であり、もっと本質的な方法はあります。
 
ただし、その方法はここで紹介するには尺が足りません。
 
そのため、いわゆる一般的な方法を紹介します。
 
より高度な方法を知りたい方は下記参考記事をご参照ください。

イライラの解消の最終手段:MCP©とは?他手法との違いを解説

メンタルクリアプロセス(MCP©)って何なの?何故「世界一の方法」と言われているの?何故「一国の心理学会長」までもが絶賛する方法なの?

このような質問をよくいただきますので、このページでは、何故MCP©が世界一の方法と言われているのか、そして他の手法とどう違うのかを解説します。

アンガーマネジメント|怒りを抑える方法1.一次感情と向き合う

アンガー マネジメント イライラ 解消 怒り

感情には一次感情と二次感情があります。
 
二次感情とは怒りのことです。
 
一次感情とは怒り以外の、感情で、悲しい、怖い、不安だ、緊張する、傷ついた、などです。
 
二次感情である怒りは、一次感情が一杯になると発生するというメカニズムがあります。
 
例えるならば、一次感情という名のグラスいっぱいに水がたまり、そこから溢れ出た水が「怒り」ということです。
 
要するに、「怒り」の発生の裏側には悲しみ、不安などの一次感情が実は存在するということです。
 
そして一次感情を感じる代わりに(悲しんだり傷ついたりするのが嫌だから)、「怒り」を持って対処している、ということです。
 

  • 旦那が夜遅く帰ってきた➡不安だった
  • 部下のノルマが達成できなかった➡悔しかった
  • 誰かにバカにされた➡悲しかった

 
しかし、自分が目をそらしているこうした一次感情と向き合うことは重要です。
 
そしてそうした一次感情を一つ一つ解消し、対処することで怒りが解消されることになります。
 
そして向き合う際に他者との会話が必要な場合は別の記事で紹介する「上手なコミュニケーション方法」を活用すると良いでしょう。
 
問題をクリアにしやすくなります。
 

アンガーマネジメント|怒りを抑える方法2.改善主義になる

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怒りを感じやすい人の典型的な特徴は「完璧主義」です。
 
別記事でも紹介しているように、怒りを始めとしたマイナス感情が生じるのは、「自分の価値観」に反する出来事が起きたときです。
 
そして完璧主義とは、「可能な限り自分の価値観をベストマッチで叶えよう」という主義姿勢のことです。
 
そしてそれ自体が一つの価値観です。
 
「完璧でありたい」「完璧であるべきだ」という価値観です。
 
さて、人生を生きていて、価値観を50%満たせる時、60%満たせる時はよくあります。
 
しかし90%満たせる時は少し頻度が減ります。
 
100%満たせる時はなおさらです。
 
つまり「完璧主義」と言う価値観があると、「自分の価値観」に反する出来事がたくさん出てきます。
 
そして先述の通り、怒りなどのマイナス感情が生じるのは「自分の価値観」に反する出来事が起きたときです。
 
ということは、「完璧主義」である限り、怒りを感じやすい、常にイライラしているというのは至って必然であることがわかります。
 
「何事も完璧にこなしたい」
 
その意図は非常に素晴らしいものです。
 
現状に満足してしまう人が多くいる一方で、より完璧を目指そうとする心は褒められたものでしょう。
 
しかしその一方で、その完璧主義は自分や周囲に牙をむく場面が多々あります。
 

何故なら完璧でなかった時、自分や他人に対して怒りを感じるからです。
 
「理想」「完璧」が満たされなかった時に怒りを感じるからです。
 
「理想」「完璧」でないことに、怒りを向けられたら周囲の人達も疲れてしまいます。
 
一緒にいるのが苦痛になります。
 
解決策は簡単です。
 
「完璧主義」から「改善主義(=より良くあろうとすること、完璧を目指すこと)」へと移行することです。
 
「完璧主義」と「完璧を目指すこと」は違います。
 
「完璧主義」は完璧でなければ「ダメ」「NG」です。
 
一方で「完璧を目指すこと」は完璧でなくとも「ダメ」「NG」ではありません。
 
昨日までの自分より良ければ良い、ただし、「完璧を目指すけどね」、という考え方です。
 
改善主義は毎日が幸福です。
 
プラス感情に満ちています。
 
毎日前進している限り、「やった、昨日よりも一歩前進した」と毎日が楽しいです。
 
しかし完璧主義は、完璧になるその最後の日までマイナス感情に満ちています。
 
そしてプラス感情を感じるのは完璧へと到達した最後の日だけです。
 
自分も周囲も不幸です。

 


 

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