【警告!】閉所恐怖症を克服する上で理解すべき3つのこと

恐怖症

ある統計では人口の5%前後の人が閉所恐怖症を抱えているといいます。
 
20人に一人いると考えると、決して少なくありません。
 
そのため閉所恐怖症を克服したいと調べている人も多いはずです。
 
そこでこのページでは閉所恐怖症を克服する上で理解しておくべきことを3つご紹介します。
 
これを知って置かなければ、克服はもとより、悪化するケースすら考えられるので、具体的な克服を試みる前に理解しておきましょう。

このページの執筆者(大川)の自己紹介


  • 中学生の時のキツいイジメに遭う
  • 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
  • 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
  • ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
  • 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
  • それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
  • 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発 
  • トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
  • 現在に至る

閉所恐怖症克服の注意点1.性格は情動の蓄積である

恐怖症 克服 閉所

閉所恐怖症を克服する上で最初に理解しておくべき点は、性格は情動の蓄積である、という点です。
 
そしてここで言う恐怖症も、性格の一部です。
 
「私は閉所恐怖症を抱えている」という性格と捉えていただければ結構です。
 

性格は他にも例えば

  • 私は陽気な性格です
  • 私は人見知りが激しい性格です
  • 私は飽き性です

 
など様々です。
 
しかしこうした性格がどのように成り立つかというと、「情動の蓄積だ」ということです。
 
情動とは感情のことです。
 

例えば陽気でも人見知りでもないニュートラルな男の子がいたとします。
 
そしてこの男の子はある時友だちができます。
 
そして仲良くなったことがとてもとても嬉しくなります。
 
すると「嬉しい」という感情がどんどん蓄積されていきます。
 
言うならば「ポジティブな感情」という名の水槽に液体がどんどんと溜まっていきます。
 
例えるなら1リットルの液体が水槽に溜まっています。
 
するとこの男の子は極めて陽気な性格な男の子として日々を過ごします。
 
しかしこの男の子はある時ショッキングな出来事が起こります。
 
例えば仲の良かった子にいじめられるとか、裏切られるとかです。
 
すると「悲しい」「ショックだ」「傷ついた」と言ったマイナス感情を感じます。
 
すると今度は「ネガティブな感情」という名の水槽に液体がどんどんと溜まっていきます。
 
たまたま1リットルしかたまらなかったので、「ポジティブな感情」の水槽と、「ネガティブな感情の水槽」は今平衡です。
 
シーソーが平衡状態です。
 
するとこの男の子の性格は陽気でもなければ人見知りが激しい性格でもありません。
 
ニュートラルな状態です。
 
しかし残念ながらこの男のは引き続きいじめに合います。
 
するとますます「ネガティブな感情」という名の水槽に液体がどんどんと溜まっていきます。
 
そして「ネガティブな感情」という名の水槽の液体の量がついに3リットルとなります。
 
すると、この男の子はついに、「人見知りが激しい性格」となってしまいます。

 
これが人の性格の出来方です。
 
多少簡素化してご説明しましたが、本質は間違っていません。
 
全くもってこのとおりです。 

閉所恐怖症克服の注意点2.恐怖を感じない状態を作る

恐怖症 克服 閉所

以上を理解すると、閉所恐怖症を克服する上で重要な1つの点に気づきます。(もちろん閉所恐怖症に限らず、どの恐怖症にも言えることです)
 
それは克服しようとする時に、「恐怖を感じない環境下で行う必要がある」ということです。
 
先述の通り、「恐怖症は性格の一つである」「性格は情動の蓄積である」という点を考えると、恐怖を感じれば感じるほどますます恐怖症は克服しにくい、ということがわかります。
 
その点、巷にあふれている方法論の中には、恐怖を感じながらそれに気合で向かっていく、と言った類の方法論もあるようです。
 
しかしこれは脳科学、認知心理学の観点から見ても逆効果を生んでしまいます。
 
ですので、あくまで恐怖を感じない、心理的に安全な環境でワークやエクササイズを行っていくことが重要です。
 

閉所恐怖症克服の注意点3.方法論により優劣はある

恐怖症 克服 閉所

閉所恐怖症を克服したいと調べると、恐らく数多くの方法論に出会えることでしょう。
 
しかし何事もそうですが、数ある方法論を比較した時に当然優劣は出てきます。
 

  • 克服に至らないもの
  • マシにはなるが完全に克服できないもの
  • 完全に克服できるが、一定の確率で再発するもの
  • 完全に克服でき再発もしないもの

 
などなど様々です。
 
ですので、上記のように方法論には各種優劣があるんだ、ということを理解しておくと無難でしょう。
 

まとめ

以上、本記事では、閉所恐怖症を克服する上で理解しておくべき3つのことを紹介しました。
 
閉所恐怖症は正しく確実な方法を知っていれば、10分で十分完治克服が可能なものです。
 
逆に中途半端な方法論だとかつて私が経験したように「完全に克服できた?再発した」といった悩みを抱えることとなります。
 
是非優れた方法論を実践していただければと思います。
 
また、閉所恐怖症や閉塞感で悩んている方はこちらの記事も是非参考にしてみてください。

 

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