恐怖症は非常に辛いものですよね。
平穏で幸福な日々を過ごす上で大きなネックになってしまうものです。
そうした悩みから解放されるためにセラピーを受けることを検討中の方もいらっしゃるかもしれません。
それは非常に良い、オススメの選択肢です。
ただ、セラピーを受ける前に知っておくべきことが3つあります。
そこで本ページではその3つのことについて詳しく解説します。
恐怖症の克服にセラピーを検討中の方は必見です。
このページの執筆者(大川)の自己紹介
- 中学生の時のキツいイジメに遭う
- 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
- 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
- ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
- 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
- それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
- 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発
- トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
- 現在に至る
恐怖症克服のセラピー前に知っておくべきこと3つ
恐怖症は完全に克服することが可能なことです。
そして恐怖症克服においてプロのセラピストのセラピーを受けることは良い選択肢の一つです。
ただ、事前に知識として知っておいたほうが良いことが3つありますので紹介します。
セラピストには1流2流3流がある。
1つ目はセラピストにも1流2流3流がある、ということです。
どの業界のどの職業に就く人も、1流2流3流があるのと同様に、当然セラピストにも1流2流3流があります。
1流2流3流の定義はここでは次のように定義しておきます。
そのため、「プロだから大丈夫だろう」「きっと克服が成功するだろう」と安易に考えるのは早計です。
セッションを受けようとしているセラピストが果たして本当に1流、或いは少なくとも2流であることを確認しておくほうが無難です。
そして1流であるかどうかの1つの良い判断基準として使えるのは、「全額返金」があるかどうかです。
もし当人にプロとしての自信と責任がある場合、もしクライアントが当初望んでいた成果が出せないのであれば躊躇なく全額返金するからです。
もちろん、「全額返金しない=1流ではない」というわけではありませんが、一つの判断基準としては良い指標となるでしょう。
セラピストが用いる方法論も1流2流3流がある
2つ目はセラピストが用いる方法論にも1流2流3流がある、ということです。
これは1つ目と似ていますが、若干異なります。
というのも、方法論自体が極めて優れていた場合、心理学の知識がないズブの素人でも自分はもとより、他人の恐怖症を10分で克服させてあげることができるからです。
なにもプロでなくても、方法論自体が1流であれば、1流の成果を挙げられる、ということです。
何事においてもそうですが、この「恐怖症の克服」においても、取るに足らない方法論もあれば、「世界一の方法論だ」と言われている方法もあります。
そして3流の方法を使うセラピストであれば、当然思うような成果を上げることはできません。
ですので、どのような方法を使っているかを事前に把握しておくのは悪いことではありません。
その方法論さえ知っていれば、自力でできる
3つ目は方法論さえ知っていれば自力で克服できる、という点です。
これは2つ目の解説から自ずと明白な点です。
正しい方法論にさえ出会い、学ぶことができれば、誰の力を借りずとも恐怖症を克服することは可能です。
そのため何もセラピストに依頼してセラピーセッションを受ける必要はありません。
ただ、「自力でできる方法論がある」という事実を知らない人は、その選択肢が盲点で見えていないかもしれません。
もちろんそれを理解した上で、「それでもプロに依頼したい」というのであれば、全く問題はありません。
ただ、それを知らずして、というのは少しもったいないので理解しておくと良いでしょう。
恐怖症の克服にセラピーを検討したほうが良いケースとは?
では、正しく確実な方法を使えば自力で克服できるにも関わらず、それでもセラピーを利用したほうが良い人とはどういった人でしょうか?
それは次のような人たち・場合でしょう。
全く自信がない人
仮に正しく確実な方法と思えるものに出会ったとしても、「それを使いこなせそうにありません」と言う人もいます。
本当に使いこなせないかどうかは別として、自信がない場合はセラピーの利用を検討したほうが良いかもしれません。
理由は単純で、同じ方法論を使うのであれば、自力でやるよりも、プロに依頼したほうが確実だからです(もちろん、セラピストが1流の方法を使っている場合、ですが。)
お金が豊富にある人
自力で方法を学んで恐怖症を克服するメリットは何でしょうか?
それは一度学べば、以来万が一別の恐怖症になってしまった場合も、また自分でできる、という点です。
この場合、費用が再度発生することはありません。
しかしセラピストに依頼して克服した場合、別の恐怖症の発症を克服するにはまた依頼する必要があるでしょう。
この違いを理解すれば、お金が潤沢にある人は最初から依頼しても全く問題ないということです。
損がない場合
もし、自分で見つけた方法論に「返金保証」がなく、一方でセラピストに「返金保証」があった場合はどうでしょうか?
この場合、セラピストに依頼するほうが少なくとも「損がない」と言えるでしょう。
克服できなかったケースを考えると、もちろん返金保証がある方が安心です。
ですのでそうしたケースでは依頼するほうが無難でしょう。
判断材料にすべきポイント
では方法論が(或いはそれを採用しているセラピストが)一流かどうかの判断基準にはどういったものがあるでしょうか?
次のような6つの判断基準が考えられます。
根治か?
世の方法論の中には「マシになる」という方法論もあります。
「マシになる」は「なくなる」「完治克服する」とは異なります。
文字通り、マシになるだけです。
当人がそれでもよければいいですが、完治克服を望んでいるなら問題です。
再発しないか?
中には恐怖症が再発してしまうという方法論もあります。
実際私自身これは経験があります。
NLPの「フォビアモデル」という方法論で高所恐怖症を克服したときです。
これは「マシになる」だけではなく、無事「完治克服」することができました。
そして直後に高層ビルに昇っても、全く怖くありませんでした。
「全く」です。
しかし数ヶ月経った頃でしょうか。。。
高所恐怖症が再発していました。
このNLPフォビアモデルは「完治克服する」と言う意味合いで非常に優れた方法論です。
それ以前の「マシになる」と言う方法論とは一線を画しています。
しかしこのNLPフォビアモデルと言う方法論の弱点は、2,3割の割合で再発してしまう、ということです。
ですので、「再発の可能性がないか」を知っておく必要はありそうです。
時間
いくら完治克服できるとしても、「1年必要です」と言う方法論にはあまり興味ないでしょう。
そんな長時間かけてられないよ、という問題があるからです。
その点、世の中には10分で完治克服できる方法論もあります。
時間も重要な要素でしょう。
苦痛は伴わないか?
克服方法の中には、恐怖症に至った原因となる出来事を「思い出すことで」克服を試みるものもあります。
そしてトラウマが起因となる恐怖症の場合、その恐怖症を克服する際に苦痛が伴います。
思い出したくないトラウマチックな出来事を思い出さないと克服できないというのは皮肉なものです。
汎用性の高さ(全ての感情・記憶か?)
次は「汎用性の高さ」です。
例えば先程例に出したNLPフォビアモデルは「再発の可能性がある」という点を除けば極めて役立つ方法です。
20分ほどで完治克服できますし、やり方さえ学べば自分で出来るからです。
しかし汎用性の高さに問題があります。
というのもリソース(時間・お金・労力)をかけてNLPフォビアモデルを学んだとしても、解決克服できるのは恐怖症だけです。
もちろん、恐怖症さえ克服できれば何だって良い、と言う場合であれば問題ありません。
しかし、「恐怖」だけでなく、全てのマイナス感情(怒り、悲しみ、恐怖、ショック、罪悪感、不安、緊張、etc.)を克服できるのであればそれに越したことはありません。
その点、全てのマイナス感情を克服解消できるかどうかも重要な点です。
自力ででき、一生使えるか?
さらには、一度学べば自分で自力でできるかどうか、そしてそれにより一生使い続けることが出来るかどうかも捨てきれないポイントです。
そうすれば、一生悩まされることがなくなるからです。
以上、どの方法論を学ぶかという判断材料にすべきポイント6つについて紹介しました。
参考になれば幸いです。
まとめ
以上、本記事では、恐怖症の克服にセラピーを検討している際に事前に知っておくべきポイントを3つご紹介しました。
恐怖症の克服は正しく確実な方法さえ学べば極めて簡単にできるものです。
是非、不必要な恐怖症に悩み続けることなく解消克服し、平穏な日々を過ごしていただければと思います
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恐怖症の克服について、基本的なことから応用的なことまで網羅的に学びたい人向けのページです。この記事では正しく確実な方法で恐怖症を簡単に克服する上で重要な知識を体系立ててまとめています。恐怖症から解放されたい人は順番に1つずつご覧ください。
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