対人恐怖症の確実な克服方法とは|対人恐怖症に悩んでいたプロが解説

恐怖症

一切の人間関係を断ちながら社会生活を送ることはできないため、対人恐怖症を抱える人は毎日が苦痛です。
 
そのため、なんとか対人恐怖症を克服したいと悩んでいる人は決して少なくありません。
 
そこでこのページでは、10年以上対人恐怖症に悩んでいた私はたった1日で克服できた、恐怖症のメカニズムを解説します。
 
対人恐怖症を克服したい人は必見です。
 

このページの執筆者(大川)の自己紹介


  • 中学生の時のキツいイジメに遭う
  • 以来、「トラウマ、引きこもり、抑うつ、対人恐怖症」等を経験する。
  • 克服を試み色々試すも、根本は克服できず、10年近く悩む。
  • ある時、世界権威が開発したマイナス感情・記憶克服法に出会う。
  • 「世界一の方法だ!」と、一国の心理学会長までもが絶賛するその方法を学ぶと決意。
  • それを学び生涯悩んできたトラウマ・恐怖症等が半日足らずで完治克服できた。
  • 日本にこの方法を広めようと、メンタルクリアプログラム©(MCP©)を開発 
  • トラウマ克服、恐怖症克服、イライラ解消等を含む何十人もの精神的問題を解決してきた。
  • 現在に至る

人が対人恐怖症になるメカニズムとは

恐怖症 克服 対人

人が対人恐怖症を患うメカニズムは至ってシンプルです。
 
それは「人=危険」という図式が無意識(脳内)に備われば対人恐怖症が成立します。
 
人の無意識(本能)は元々自分自身を守るという役割・機能が備わっています。
 
そのため、何かボールが飛んできたら瞬時に避けるし、熱いフライパンに触れた瞬間手を離します。
 
この機能の延長線上に、「危険が迫ると恐怖を感じる」という機能があります。
 
「恐怖を感じる」ことで、自然とその対象物を避けよう、距離を取ろうとするからです。
 
この機能は基本的に役に立ちます。
 
危険物が迫ってきても恐怖を感じることができないと、自分のみを守れないからです。
 
そのため、やはり「危険物に接する➡恐怖を感じる」という機能は役に立ちます。
 
しかしもしある時、「人間は自分に危害を及ぼす危険な存在だ」「人=危険物だ」という図式が誤って脳内にできてしまうとどうなるでしょうか?
 
もちろん、人が近くにいると恐怖を感じます。
 
人と接する時、恐怖を感じます。
 
そしてこれこそが対人恐怖症のメカニズムです。
 
人の無意識は論理的に物事を考える機能を備えていません。
 
そのため、論理的に考えると少しオカシイ、「人=危険物だ」という図式をいとも簡単にインストールしてしまいます。
 
そして一度インストールすると、後は簡単です。
 
人が近くにいる度に毎回ご丁寧に恐怖を感じてくれます。
 
どれほど「恐怖を感じたくない」と思っていても、毎回感じてくれます。
 
そしてどれほどそれが嫌に感じていてもきちんと動悸や息切れ、脚の震えなどの各種の身体的反応を起こしてくれます。(下記参考記事)

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ではどのように「人=危険物だ」という図式を手に入れたのでしょうか?
 
いくつか可能性はありますが、最も多いパターンとしては、何度か人に傷つけられる経験をすることでしょう。
 
暴力などの物理的なものか、除け者や悪口などの情報的なものかはさておき、身体的に、或いは感情的に傷つけられる経験をする、これが対人恐怖症を患うメカニズムです。
 
人によってはたった1度でこうした図式が出来上がる人もいれば、何度かそうした体験を重ねないとそうした図式が出来上がらない人もいます。
 
人によっての差はあれど、こうした経験をすることで「人=危険物だ」といった類の図式が出来上がります。
 
これが人が対人恐怖症になるメカニズムです。
 

対人恐怖症が克服されるメカニズム

恐怖症 克服 対人

さて、以上を解説した時に、自ずと明らかになるのが、対人恐怖症が克服されるメカニズムです。
 
先述の通り、「人=危険物だ」と言った類の図式が脳内にあるから対人恐怖症が生じます。
 
何故なら「危険に接すると恐怖を感じる」という図式・機能は元々人には備わっているからです。
 
であれば、「人=危険物だ」という図式を消してあげれば、対人恐怖症はなくなります。
 
もちろん「危険に接すると恐怖を感じる」という図式・機能を消しても、対人恐怖症はなくなります。
 
しかしこれは推奨できません。
 
というのも「危険に接すると恐怖を感じる」という図式・機能は役に立つからです。
 
これがないと、恐怖を感じることができなくなるため、危険に接していることに気づけなくなってしまいます。
 
すると自分の身を守るに必要な行動を取れなくなってしまいます。
 
トラやライオン、或いはナイフを持った強姦が目の前にいるのに恐怖を感じれず、逃げるという行動が取れなくなったら危ないでしょう。
 
ですので、あくまで消すべき図式は「人=危険物だ」と言う図式です。
 
そしてこの図式を消してあげることで、対人恐怖症は無事なくなります。
 
或いは対人恐怖症でなくても、下記のような図式を消してあげれば、それぞれの恐怖症を克服することが可能です。
 

  • 「高い所=危険物だ」➡高所恐怖症
  • 「狭い所=危険物だ」➡狭所(閉所)恐怖症
  • 「広い所=危険物だ」➡広場恐怖症
  • 「先端=危険物だ」➡先端恐怖症
  • 「犬=危険物だ」➡犬恐怖症


 

対人恐怖症を克服するための本質とは

恐怖症 克服 対人

では対人恐怖症を克服するために必要な要素とは何でしょうか?
 
方法論はたくさんあります。
 
効果の高いもの、低いものなど様々です。
 
克服が出来るのであれば方法論は何だって構いません。
 
しかし効果の高いものに共通するのは、「無意識が」学んだ、ということです。
 
人の無意識が、「何だ、●●(人)って危険物じゃないんだ」と学ぶことです。
 
人の無意識が学んだ時、そうした恐怖症はなくなります。
 
解消されます。
 
ではどのように無意識に学ばせるのか?
 
結論から言うと弊社が提供しているMCP©を学ぶのが最短です。
 
このMCP©とは、英語で学んだタイムラインセラピーを日本向けに作成し、当社が提供しているものです。
 
タイムラインセラピーとは、米国催眠協会の会長を務めるタッドジェームス氏が開発した方法論で、ありとあらゆる精神的・感情的問題を解消する世界一の方法と呼ばれているものです。
 
そして、10年以上対人恐怖症、高所恐怖症に悩んできた私自身、無事克服できた経験を持ちます。
 
何をやっても克服できなかったこうした問題をたった1日で完膚なきまでに解決できたことに驚き、そうした悩みを抱えている人たち向けに提供しているもの、それがこのMCP©です。
 
詳細は下記ページにて紹介していますので、ご興味がある方は是非覗いてみてください。

 


 

恐怖症の克服の最終手段:MCP©とは?他手法との違いを解説

メンタルクリアプロセス(MCP©)って何なの?何故「世界一の方法」と言われているの?何故「一国の心理学会長」までもが絶賛する方法なの?

このような質問をよくいただきますので、このページでは、何故MCP©が世界一の方法と言われているのか、そして他の手法とどう違うのかを解説します。

まとめ

以上、本記事では、対人恐怖症の確実な克服方法として、知っておくべきメカニズムについて紹介しました。
 
恐怖症は本質さえ理解していれば克服は至ってシンプル、簡単です。
 
是非ご自身の恐怖症克服に役立ててみてください。

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