何故催眠療法が恐怖症の克服に劇的な効果をもたらすのかを解説

恐怖症に悩み、克服する方法を調べている人は、「催眠療法」という方法論に出会うことがあったかもしれません。
　
そして結論から言うと催眠療法は恐怖症の克服に劇的な効果をもたらします。
　
では何故催眠療法が恐怖症の克服に劇的な効果をもたらすのでしょうか？
　
このページではその理由について詳しく解説しています。
　
恐怖症に悩み克服したいと考えている人は必見です。
　

何故催眠療法が恐怖症の克服に効果的なのか？

恐怖症とは

まず、恐怖症とは何でしょうか？
　
恐怖症とは無意識の勘違いです。
　
必ずしも危険ではないものを「キケンだキケンだ」と無意識が騒ぎ立てている、勘違いしている、これが恐怖症です。　

詳しくはこちらをご参照ください

意識（頭）では、理性では危険ではないことは分かっています。
　
しかし無意識（感情）では恐怖を感じます。
　
ここから分かることは、どれだけ意識（頭）で危険ではないと理解したところで意味がないということです。
　
無意識（感情）が「●●は危険じゃないんだ」と理解する必要があります。

通常の方法論と催眠療法の違い

その点、精神科医や心理カウンセラーが用いる多くの方法論は意識（頭）に働きかける方法論です。
　
しかし繰り返しになりますが、どれだけ意識（頭）で危険ではないと理解したところで全く意味がありません。
　
その点、無意識が「なんだ、●●って危険じゃないんだ」と理解すれば、たった1回で済みます。
　
そのため、正しく確実な方法を使って無意識に直接影響を与えることができればたった1日で恐怖症は克服可能です。
　
実際「10年以上何をやっても克服できなかった恐怖症が1日で克服でき、それ以来再発も一切ありません」という方はたくさんいます。
　
この観点で、通常の方法論と催眠療法を見比べると両者の違いは一目瞭然です。
　
従来の方法論が意識に影響を与えようとする反面、催眠療法は「無意識に直接影響を与える」ための方法論です。
　
そのため、腕のある催眠療法士は時おり「魔術師のようだ」とも言われます。
　
何故ならどのクリニックに通っても、何年通っても解決しなかった問題を1日で完全に解決してくれるからです。
　
そのため心理学に精通していない人からすると魔法のようなのかもしれません。
　
しかしよくよく考えてみると当たり前の話です。
　
恐怖症は「無意識の問題」です。
　
にも関わらず、通常の方法論は「意識に働きかける方法論」なのです。
　
まるで、会社で経費申請しようとする時に、一生懸命「清掃員」に申請を通してくれるようにお願いしているようなものです。
　
「清掃員」からすると、「いやいや、経理担当に直接お願いしてよ」と思います。
　
「経理担当」にお願いすれば、1分で済むのに、「清掃員」に1ヶ月、1年、10年お願いした所で何の解決にもなりません。
　
良い例ではありませんが、これと全く同じことが従来の方法論で起こっています。
　
どれだけ意識に影響を与えても、恐怖症を作り出しているのは無意識なので、「いやいや、無意識に直接影響を与えてくれよ」となってしまいます。
　
しかし催眠療法は無意識に直接影響を与えることが出来るため、何年がかりで解決できなかった問題も、1日で解決できてしまいます。
　
この、「無意識に直接影響を与えることが出来る」という点が、催眠療法が恐怖症の克服に劇的な効果をもたらす最大の理由です。
　

催眠療法は恐怖症克服の方法論の一つにすぎない

以上を理解した上で、深掘りします。
　
先述の通り、何十年悩んでいた恐怖症であっても、無意識に直接影響を与えることができれば、簡単に解決することができます。
　
キーポイントはやはり、「無意識に直接影響を与える」という点です。
　
つまり、言い換えれば「無意識に直接影響を与える」ことさえできれば、なにも催眠療法である必要は決してありません。
　
もちろん催眠療法でも良いのですが、催眠療法でなくても全く問題ありません。
　
そして恐怖症を克服するという観点で確かに催眠療法は役に立ちますが、もっと良い方法も存在します。
　
そうした方法論は催眠療法の数少ない弱点を見事に克服してくれます。
　
では催眠療法の数少ない弱点とは何でしょうか？
　

催眠療法の弱点

催眠療法の弱点１．通常アシストしてくれる他人が必要

恐怖症克服のための方法論は数多くありますが、それらには「自分一人で出来る方法」と「他人のアシストが必要な方法」があります。
　
その点、催眠療法は通常他人のアシストを必要とします。
　
もちろん他人のアシストを必要とすることが悪ではありませんが、自分でできるに越したことはありません。

催眠療法の弱点２．自分で実践するなら相応のスキルが必要

また、催眠療法は厳密に言えば自分で自分に行うことはできます。
　
しかしかなりのスキルを必要とします。
　
ある程度熟練していないとなかなか自分で自分に催眠療法で恐怖症を克服するというのは難しいでしょう。　

催眠療法の弱点３．時間がかかる

催眠療法は、スタートからフィニッシュまで通常１時間かかります。
　
どれだけ早くとも、やはり最低でも３０分は必要とします。
　
ただ、特に恐怖症の克服となれば、やはり催眠を使った方法だと１時間は最低でもかかると考えたほうが良いでしょう。
　

以上が催眠療法の弱点です。
　

恐怖症の克服に最適：催眠療法を凌駕するMCP©とは

そしてこれらの弱点を補ってくれるのが当社が作成・販売しているMCP©です。
　
これは米国催眠協会の会長を務めるタッドジェームス氏が開発したタイムラインセラピーというものを学んだ筆者が日本語に直し、制作、提供しているものです。
　
タイムラインセラピーは世界で最も有効な方法として心理の世界では知られています。
　
そして一流の成果をあげるセラピストたちは例外なくこのタイムラインセラピーを学び、実践しています。
　
日本ではまだ余り知られていないことなどから、筆者が日本語に直して提供しているのがMCPです。
　
私自身このMCPを使って高所恐怖症、対人恐怖症、各種トラウマを克服し、以来そうした精神的・感情的悩みから無縁の生活を送っています。
　
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ご興味のある方はどうぞ。
　

まとめ

以上、本記事では、何故催眠療法が恐怖症の克服に劇的な効果をもたらすのかを解説しました。
　
数ある方法論の内、効果を上げているものに共通するキーポイントはやはり、「無意識に直接影響を与える方法論かどうか」という点です。
　
そこさえ押さえていれば、後はそれらの方法論の中でより弱点が少ないかどうかで選べば問題ありません。
　
私自身恐怖症やトラウマで長年苦しんだ経験があるので、恐怖症を抱える人の苦しみは理解できます。
　
しかし１０年以上悩んだ末に１日で解決できたあっけなさから、「もっと早く出会えていれば」と思ったことも事実です。
　
「もしそうした人が少しでも減れば」「そうした人の助けになれば」と思い、MCPを作成、提供していますので、恐怖症に悩んでいらっしゃる方は使ってみてください。